③「定年退職を前にマネープランが気になってきた」方のプラン作成

定年退職が近付いてきたという方向けのライフプラン・コンサルティングは次のような流れで進めていきます。
(ご状況によってサポート内容が変わることがあります)

1回目:ヒアリング

定年後のマネープランを検討するためのヒアリングをおこないます。
最初に、今の家計収支や貯蓄額、住宅ローンの有無、お子様の年齢などご家族の状況をお伺いいたします。
合わせて、お勤め先の退職金制度についてもご存知の範囲でお聞かせください。

人生の次のステージでやりたい事などご希望がありましたら遠慮なくお申し付けください。たとえば、退職後は都心のマンションに住み替えたい。田舎でのんびり暮らしたい。趣味のゴルフを楽しみたい。山登りが好き。元気なうちに海外旅行に行きたい。など何でも構いません。

ご準備頂く資料などは、ご予約時にお伝えします。家計簿を付けていない、資料が全部そろわない、という場合もご安心ください。まずは分かるところから教えていただき、3回の面談の中で少しずつ整理していくこともできます。

 

2回目:現状の確認(キャッシュフローの確認)
まずは、お伺いした内容をもとに作成したプランを見ていただきます。
ただ、あくまで最初は仮のプランです。
100歳までの資産の推移を確認しながら、ご自身が安心して生活できそうか、希望することが実現できそうかを一緒に確認し、
同時に、プロから見たマネープランの考え方をお伝えします。

もし、想像していたより家計が厳しい場合は、何をどの程度調整すれば長期的に資金を確保できるのかお示しします。
また、定年後の働き方について質問を受けることも多くあります。その場合、プランをご覧いただきながら、定年後、再雇用やアルバイトなどで、どのくらい収入を得れば良いのかという目安も一緒に検討できます。

一般に、定年を迎えるご年齢になると生命保険は減額、またはすべて解約するという選択もできます。理由は、若い時にくらべ資産を築けているためです。大病をした時などの高額療養費制度や、高額介護サービス費、医療が介護の合算療養費など公的保障を考慮しながら、先々の備え方検討していきます。

3回目:まとめ(実行へ)
生涯困らないようなキャッシュフローが見通せたら、その後に資産運用の話題になることも多くあります。

「退職金を預金にしておいても増えない」「資産運用をしたいがどうしたら良いか分からない」「わが家は、どのくらいリスクが取れそうか」などです。

既に退職金を受取られている方からは、「銀行や証券会社、保険会社から提案を受けているが、決めかねている」とのお声をいただくことも少なくありません。セカンドオピニオンとして、提案を受けていらっしゃる資料を一緒に拝見しアドバイスをすることもできます。キャッシュフローを作成したからこそ長期的展望で同じ目線で検討することができるのが独立系FPとしての強みです。

また確定給付企業年金(DB)や確定拠出年金(DC)、退職一時金など複数がある場合、受け取り方や受取り時期などの検討をすることも可能です。税金や社会保険料への影響も気になるところかと思います。

セカンドライフに向けたプランへの、ご要望は多種多様です。あなたのご希望に合わせて3回の面談を効率的に活用したサポートを目指します。

 

2020年05月03日