①「マイホームを購入を迷っている」方のプラン作成

マイホーム購入を迷っている、または、購入が決まった方へのライフプラン・コンサルティングは次のような流れで進めていきます。(ご状況によってサポート内容が変わることがあります)

1回目:ヒアリング

老後まで安心して過ごせる返済計画を一緒に考えます。
もし、物件が決まっている場合は、物件や住宅ローンの見積書をお持ちください。
現状の家計収支を拝見しながら、今の貯蓄のペースや資産運用、積立タイプの保険の有無などをお伺いします。

その他に、現在の家賃や、職場の家賃補助などの福利厚生、今後お金を掛けていきたい、というあなたが大事にしていることなどありましたら何でもお聞かせください。

ご準備頂く資料などは、ご予約いただく時にお伝えいたします。もし、家計簿をきちんと付けていない、資料が全部そろわない、という場合もご安心ください。まずは今分かるところから教えていただき、3回の面談の中で少しずつ整理していきます。


2回目:現状の確認(キャッシュフローの確認)
ヒアリングさせていただいた内容を全て数字にして将来の家計の推移を確認します。

面談中に、
「なるほど、詳しく試算するとモヤモヤしていた頭の中が整理できて良く分かる」
「正にこれを知りたかった」
とのご感想をいただくことが多いです。

この事務所では、ライフプランは95歳、または100歳まで安心して暮らせるような予算取りをおすすめしています。
先々、大病をしたり、介護で施設に入居するようになったとしても費用が捻出できるような強い家計を目指しコンサルを行います。
住宅の契約をお急ぎの方は、2回目の面談でマイホーム購入の方向性(価格帯などの目安)をご判断ください。

場合によっては、現状、マイホーム購入が難しいというお話しになることもあります。
その場合、生活スタイルをどの位調整すれば良いのか。たとえば、社会保障でカバーできる分を考慮しながら生命保険を見直す、その他の固定費はどうか、支出だけではなく今後の働き方なども一緒に考えていきましょう。

キャッシュフローを確認しながら、妻のワークプランを「専業主婦→パート」に、「パート→(契約)社員」になどと変更される方もいらっしゃいます。ご夫婦の60歳以降の働き方もポイントです。

中には「現状のライフスタイルやワークプランは変えたくない」というお考えの方もいらっしゃいます。その場合は、住宅価格をどのくらいにすべきかを一緒に探っていきます。

(もちろん、プラン作成によって「もう少し住宅にお金を掛けられる」ことが分かることもありますよ!)

価値観はひとそれぞれ。答えはひとつではありません。
あなたがより納得のいく選択ができるように、専門家として多方面からアドバイスさせていただきます。

他にも、「家を買わなかった場合」や「子供が生まれる(家族が増えた)場合」などの別シミュレーションも遠慮なくお申し付けください。(料金は変りません)
いくつも比較・検討し納得のいく選択ができるようにサポートしたいと思っています。

3回目:まとめ(詳細なマネープラン・実行へ)
2回目の面談での補足や、住宅ローン選び、繰上返済をした場合の返済期間の変化や利息軽減効果の確認、住宅購入後の生命保険の必要保障額についてなど、これまでの面談を受けて次なるご希望(気になること)をお伺いし、より深堀したアドバイスをいたします。また、確定拠出年金(企業型DC)やイデコ、つみたてNISAなどの資産運用にもご関心がありましたら、合わせてアドバイスいたします。

最後に一緒に検討したライフプランをファイルにしてお渡しします。今後のマネープランの物差しとしてご活用ください。

<FPからのワンポイントアドバイス>
可能でしたら、物件を決める前にライフプランを作成し、自己分析をしたうえで、目安をもって物件探しをするのが理想です。とは言え、物件が決まってから「買っても大丈夫かな」「週末に返事をしなければならないので時間がない。どうしよう」と急に不安になることも多いようです。マイホームは、人生で何度とないような大きな買い物。それによって生活は(良くも悪くも)大きな影響を受けます。事前に老後まで安心して過ごしていくための見通し、家に掛けられる予算を立て、マネープランを見通すことをおすすめします。

2020年05月01日